commentary

検察は本当にまともな捜査をやったのか

神保哲生 神保哲生 2013/9/12

記者 「十分な捜査を行ったというのなら、捜査員の数でも参考人の数でも、何でもいいので、これだけやったということがわかる情報を教えていただけませんか。」

稲川龍也東京地検次席検事 「捜査の内容に関わることなので教えられません」

記者 「なぜ担当が公安部なのですか。」

次席 「これも捜査の内容に関わることなので教えられません」

記者 「放射線量が高くて入れないところかあったとありますが、入れるところへは入って現場検証を行ったのですか。」

次席 「捜査の内容に関わることなので教えられません」

記者 「「ベントのタイミングは間違っていなかった」など、かなり専門的な判断をされていますが、どのような専門家の協力を得たのですか。」

次席 「捜査の内容は教えられません」

記者 「では何なら教えてもらえるんですか」

次席 「捜査の内容に関わることなのでそれも・・・」

最後のだけは私がシャレで書いたフィクションですが、他は実際にあったやりとりです。
映像NG、録音NGの会見で、すべてメモ書きに頼っているので、言葉尻などは不正確な部分があるかもしれません。

藍原寛子さんがこの件を福島側で取材をしていたので、月曜の福島報告で取り上げました。
『福島報告: 不起訴処分に福島の市民が怒り』
http://youtu.be/cJFDvvsloLA

今週のNコメでも取り上げようと思います。