記者会見で質問ができたくらいのことで、大勢の方から祝福を受けた。どんだけ異常な政権だったんだろうとあらためて思った。
確かに総理会見以外の会見ではしつこいくらい質問をしてきたけど、総理会見だけは7年間、一度も質問をすることができなかった。フリーとネットメディアは安倍政権と親しい関係にあるニコニコ動画を除き、記者会見では誰も一度も当ててもらっていない。
何度も言ってきたことだけど、安倍政権が発足して以来、総理会見というのは冒頭の発表はプロンプターに映し出された原稿をそのまま総理が右45度と左45度に設置されたプロンプター画面に交互に目をやりながら官僚が用意した原稿を棒読みし、質疑応答になるとご丁寧にもプロンプターをリモートコントロールして下げるのに、実は記者からの質問は事前に官邸の広報室が内閣記者会を回って取りまとめを行い、事前に質問を提出させた上で、官僚が回答を用意している。質疑応答部分の回答が書かれたメモは総理の演卓の上に用意されていて、質疑応答でもほぼそれを棒読みするのが総理会見のルーティンだ。だから、記者の質問が長くなったり、2、3問続けて質問されても総理がメモ一つ取ろうとしないのは、総理の記憶力がいいからではなく、目の前に置かれたメモに質問も答えもすべて書いてあるからだ。
ところが前回と今回の会見で、少し潮目が変わってきた。前々回の会見の最後にフリージャーナリストの江川紹子さんが、フリーやネットメディアが大勢手を挙げているのに、内閣記者会の記者のルーティンな質問だけで会見を打ち切ろうとしたことに腹を立て、「まだ質問があります!」と抗議の声をあげた。7年間会見に出続けて無視され続けてきた僕らも、最初のうちは文句を言ったり抗議をしたりしていたけど、そのうち諦めムードが強くなって、最近はそうした声を上げることもなくなっていた。だけど必ずしも毎回総理会見に出ているわけではない江川さんは、ある意味では当たり前の怒りを当たり前な形で表現した。ところが、その声が総理会見を生中継中だったNHKの中継映像にたまたま載ってしまったために、それがネット上で大きな反響を呼び、その反響の大きさを見て、記者クラブの加盟社の中にも社会部がそのいきさつを記事にするところが出てきたために、これまでになく大きな騒ぎに発展してしまった。僕的には発展してしまった、というよりも、発展してくれた、という感じだろうか。とにかくその一言のおかげで、これまで押しても引いてもびくともしなかったやらせと談合の総理会見の実態が、7年目にして初めて世間の耳目を集めることになったのだ。
もちろん談合の当事者である内閣記者会の記者や、彼らが所属する記者クラブ加盟社の政治部の記者達はそんなことは一切記事にするわけがない。しかし、既存の大手報道機関の中でも社会部や他の部署の記者たちは、ここぞとばかりに総理会見の不透明かつ不公正な運営を批判する記事を配信した。われわれフリーランスやネットメディアから見れば彼らも十分既得権益側の人間だし、特に社会部は警察や検察取材では完全にインサイダーだが、こと首相官邸については彼らもどちらかと言えば排除される側だ。加盟社に所属しているので記者会見への出席は認められるが、質問の機会はまったくといっていいほど与えられない、差別的かつ屈辱的な待遇を甘受してきた。その社会部がここぞとばかりに江川さんの「抗議の声」ハプニングを記事にしたために、官邸の報道室もさすがにこのままではまずいと考えるようになったようだ。
そして何よりも、江川さんが会見室であげた声は、総理の耳にも入ってしまったことが大きかった。現在の安倍政権のメディアコントロールシステムは、恐らくだが、安倍さん自身が考案して構築したものではないだろう。もしかすると総理自身はそれがどう運用されているかは細かいところまで把握できていないかもしれない。安倍政権が一日でも長く続くことが自分たちにとっても利益となる官邸官僚たちが考案し、総理には必要な情報だけをあげてきた可能性が高い。しかし、総理自身の耳にああいう声が、しかもテレビ中継されている最中にそういう声があがってしまえば、つまり総理自身が何某かの問題が起きていることを自分自身の目や耳で見聞きしてしまった以上、官邸官僚は総理にその問題にどう対応するのかを報告しないわけにはいかなくなる。それまでのように忖度だけで回していくことが難しくなるわけだ。
結果的に総理会見では会見の時間が延長されるようになり、さらに内閣記者会の記者だけではなくフリーやネットメディアの記者にも質問の機会が与えられることになった。本来は7年も会見に通いづめて、一度も質問の機会を与えられていない記者が何人もいるなんていう異常な状態がいつまでも続いていいはずはないが、メディアがこぞってその情報を黙殺してしまえば、そんなあり得ないことが本当に7年も続いてしまうのだ。しかし、異常なことが世の中に広く知れ渡った瞬間に、もはやその状態を続けることは困難になる。前回の会見ではネットとフリーで合計3人が質問の機会を与えられた。そして、今回は江川さんと僕が質問させてもらった。もちろん江川さんもぼくも、当てられるのは安倍政権発足以来7年目にして初めてのことだった。
司会を務める長谷川栄一内閣広報官が「それでは神保さん」と僕を名指しにした時、ネットとフリーメディアが固まって座っているエリア以外からも、ちょっとしたどよめきが起きた。というのも、僕自身が方々で、総理会見のやらせぶりを暴露しまくり、返す刀でそれを甘受し、その片棒を担いでいる内閣記者会の記者たちに対しても、ボロカス言い続けてきたことを、官邸側も記者会の側もよく知っていたからだ。彼らにしてみれば、他の誰に質問を許しても、僕にだけは絶対に質問させたくなかったに違いない。そもそも僕は長谷川栄一報道官のことを、今井尚哉補佐官とともに安倍政権のメディアコントロールのシステムを構築した張本人だと見て、あらゆり機会を見つけては名指しで批判してきた。といっても、そういうことを自由に話せるのはほとんどがネットメディア上でのことで、既存のメディアで自由にそういう話をさせてくれるのはTBSラジオの『荻上チキ セッション22』と文化放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ』くらいのものだったけど。それでもそうした批判は間違いなく官邸側の耳にも入っていたはずだ。
そもそも僕は長谷川広報官とは面識がない。手を挙げている僕をみつけて、「それでは神保さん」と名指しで僕を指すためには、先方が僕の顔を知らなければならないが、僕は長谷川さんとはお会いしたこともないし、名刺交換をしたこともない。僕も20年くらい前までは呼ばれればホイホイとテレビに出ていた時代もあったけど、今は映像系では自分が主宰するビデオニュース・ドットコムにほぼ専念しているし、それ以外は他局ではせいぜいラジオくらいしか出ていないので、僕の顔がテレビの画面に映ることは滅多にない。にもかかわらず僕のことを知っているということは、僕のやらせ会見批判や、官邸と内閣記者会の癒着の構造批判が官邸報道室の耳に届いていたに違いない。もしかするとビデオニュース・ドットコムを見ているかもしれない。
前置きが長くなった。
実は記者会見については言いたいことが2つだけある。
1つ目は、僕の「7年間会見で当ててもらえない男」のキャラは若干ネタのようになっていたけれど、実際は僕自身が会見で当ててもらえるかどうかはどうでもいいことだ。僕が当たらなくても、僕が聞きたいと思う質問を他の人がしてくれればそれで十分だ。記者を35年もやっていると、今さら総理会見という晴れの舞台で颯爽と質問ができることに特別な価値を見出すという感じはなくなるものだ。若い頃だったら彼女に「今日質問当たるかも知れないからテレビで見ててね」なんて言っておいて、一ついいところを見せてやろうくらいのことは考えたかもしれないが、さすがにそういうのはもう卒業した。
だけど、会見の質問者がやらせ会見に協力している記者クラブのインサイダーに限定されてしまえば、当然厳しい質問をする人もいなくなる。僕が聞きたいと思っていることも聞いてもらえない。要するに記者としてはほとんど収穫のない、広報の発表会を取材させられた時のような会見となり、わざわざ官邸のある永田町まで出て来ても無駄足を踏ませられることになる。
逆に毎回僕のような(僕自身じゃなくていいから、ちゃんと聞くべきことを聞く記者や、普通じゃあなかなか聞けないようなことを聞く記者)のが普通に質問できるようになると、内閣記者会の記者たちが聞く業務連絡のような退屈な質問との違いが際立ってくるはずだ。官邸側が認めてくれる退屈な質問しかできない彼らは、われわれのような新参者が自由に聞きたいことを聞き、会見での見せ場を取られてしまうような状態が続けば、今の殻を破る記者も出てくるにちがいない。
2つ目は、なぜやらせ会見が問題なのかという基本中の基本だ。もちろん、自由質問で丁々発止のやりとりをしているかのようなフリをしておきながら、その実は全部事前に仕込まれた予定調査のやらせでしたというのは、不誠実で国民をバカにしていると言う意味でも大問題ではある。しかし、中には「総理がどんな質問にでも答えられるようになっていなければならないのは無理」という理由から「事前通告くらいあっていいと思う」なんて意見の人もいるし、それも必ずしも法外は主張だとは思わない。
しかし、今のように質問が事前に取りまとめられ、フィルターにかけられた上で、答えも全て用意されていて、首相は実は用意されたメモを棒読みしているだけということになると、実はわれわれは誰に内閣総理大臣という強大な権力を負託しているのかが怪しくなってくる。つまり、安倍晋三という政治家は、記者会見という国民の代弁者(記者を国民の代弁者に選んだ覚えはないなんて弾がたちまち飛んできそうだが、少なくとも総理は記者と話しに来ているのではなく、その向こう側にいる国民に向けて話をしに来ている)を通じて国民に語りかける場で、実は一切自分の言葉で話していないことになる。中には「スピーチライターが書いたスピーチでも、それは総理自身が選んだスピーチライターに書かせたスピーチなのだから、それを総理が読めば、イコール総理自身の言葉と同じ意味を持つのだ」と言う人もいる。それも一理ある。
しかし、官邸官僚が質問を取りまとめ、その答えを用意し、総理は単にそれを読むだけということになると、実際に官邸を動かしているのが果たしてわれわれが選んだ(面倒くさいから自分は選んでないなんて言わないでね)内閣総理大臣なのか、それとも政治家を振り付けてその政権を支えることで、間接的に自分たちの権益や権力を伸ばしている、選挙で選ばれたわけでもない官僚なのかが怪しくなっている。
僕自身は政治改革、政治主導、官邸主導などの一連の改革によって、「官邸官僚」という新たな専制権力を作ってしまったかもしれないとさえ思っているので、記者会見や国会の答弁が事前通告によって総理が官邸官僚の作文を棒読みする状態にはとても危ないものを感じている。実際、誰が権力を動かしているかは、外からはなかなか見えてこない。そしてそれを判断する上でとても重要な意味を持つのが、言葉だ。だからこそ、総理の記者会見が重要な意味を持ってくる。
上に貼り付けた動画のやりとりをもう一度見て欲しい。総理はほとんど(これが「まったく」ではなく「ほとんど」になっているところは重要なのだが、それはまた別の機会に)手元のメモに目を落とすことなく、質問した僕の方を見て話をしている。これは20秒おきくらいに下を向いてメモ読み込みながら話している他の質問者に対する回答とはまったく違う雰囲気になっているはずだ。
言うまでもないが、僕の質問はもちろん事前通告などしていない。だから、長谷川広報官がぼくを当てたとき、僕からどんな質問が飛び出すかは、広報官は無論のこと、総理自身もまったく予想が付いていない。見慣れた内閣記者会の記者の顔ではないから、トンデモ質問が飛び出すかもしれない。その場合は、それをどう躱すかも、総理の資質が問われる機会となる可能性があり、安倍首相にとっては緊張する一瞬だったはずだ。
そこで僕はどちらかというと正攻法の質問をした。もう一つ、外角低めギリギリ(アウトローという意味だよ)くらいの質問も用意していたが、破天荒な質問をしてもどぅせ答えては貰え無いだろうから、天の川よろしく7年に1度しか回ってこない質問のチャンスをネタのために浪費するのはあまりにも勿体ないし倫理的にも許されないと咄嗟に判断し、プランBではないが、まともな方の質問をぶつけることにした。
それが、日本は検査件数が少ないのに、なぜ総理はギリギリ持っていると思えるのか、そう考える総理自身の考えを聞きたいという、僕の質問だ。
結論から言うと、総理は湖北省からの入国制限は早い方だったことには触れたが、それだけでは日本がギリギリ持っていると考える得る根拠にはなり得ないし、それ以外に日本が持っていると考えるべき理由をあげてくれなかったので、僕の質問には直接は答えてくれなかった。アメリカの駆け出し記者の時代に、取材相手から答えが引き出せない時は、こちらの質問や聞き方が悪かっと思えという教えを叩き込まれてきたので、今回も答えてもらえなかったことは僕の聞き方が甘かったからだ。
しかし、そこから予期せぬ重大な展開があった。覚えておいて欲しいが、これは事前通告のない質問なので、当然総理の答えもアドリブだ。総理は河北省の話をした後、まず検査件数が少ないと言われていることも知っているとして、厚労省にはできるだけ検査をするように言っていると語った上で、どういうわけか僕が聞いてもいない肺炎による死亡者のCTスキャンの話を始めた。そう、他の質問に対する答えとは明らかに違う声のトーンで、手元のメモには一切目をやらず、自分の言葉で、やや饒舌気味に話し始めた。
中にはその様子を見て、メモを読んでいるときと比べて、やや動揺の色が見えたとか、目が泳いでいたなどと言う人もいた。しかし、僕が見た限り、自分の言葉で話す時の総理の方が、メモを読んでいる時の総理よりも明らかに楽しそうで生き生きとしていた。
そしてカンペーもあんちょこも無しで生き生きと楽しそうに語った結果、総理はいくつかとても重要な言葉を発した。
まずは総理自身が日本のPCR検査数が少ないと感じていて、もっと検査をするよう指示を出していることを認めたこと。また、その上で、官邸としては検査数が少ないからどの程度感染者がいるのかわからないとの指摘への反論を用意していたこと。それはつまり、検査数が少なく、しかも検査を受けられる人も限られていることから、実際に日本でどの程度の感染者がいるのかはわからないのはその通りかもしれない→しかし、もし水面下で感染爆発が起きていれば、そのうちの一定割合は重篤化して死亡するはずだが、コロナを原因とする死亡者数が急激に増えているという事実もない。→死亡者、とりわけ通常の肺炎による死亡者の中に新型コロナの感染者が含まれているんじゃないかとの疑いをかける人もいるが、そして総理自身もそう思ったので聞いてみたら、肺炎で死亡した人には間質性肺炎については全部かほとんどか不明ながら、とにかくCTスキャンを撮って調べている。そして疑いがあるときはPCR検査を実施している。そこでそういう事例が挙がってきていないのだから、感染爆発は起きていないと考えるのが妥当だ。総理はそう答えたのだ。
えっ、と思った。
日本は年間約10万人が肺炎で亡くなる国だ。季節性インフルで亡くなる場合も、肺炎が直接の死因になるケースは少なくない。総理は肺炎で亡くなった人のうち間質性肺炎の疑いがある場合は必ず(もしくはだいたい)CTスキャンを撮り、疑いがある場合は必ず(もしくはだいたい)PCR検査を行っていると言うが、本当だろうか。本当にそんなことが可能なのだろうか。もし本当ならぜひデータを見せて欲しい。会見でさら問い(更に問うという意味でさら問い。追加質問のこと)ができないのが本当に歯痒い。
とは言え、短いやりとりだったが、質問が事前に取りまとめられておらず、しかも官僚の作成した満点答案の答えも用意されていないと、総理が日頃から何を考えているのか、自分が指示したことがきちんと実行されているのか、そして更に総理自身が、少ない検査件数ながら日本の感染拡大の状況が把握できていると考える理由は何があり、その論理構成がどうなっているのかまで、あの短い時間んのやりとりで全部披瀝してしまったことになる。
会見で誰が当たるかなど取るに足らないことを思っていた方も多いだろう。ましてや神保哲生に当たるかどうかなんて、ネタとしては面白いが、本当はどうでもいいことを感じていた方も多いだろう。そしてそれはその通りなのだが、会見で事前取りまとめされていない真剣勝負の質問が出るようになると、総理の側も真剣勝負で応じざるを得なくなる。官僚が調整した上で用意した答弁ではないその発言には政治責任が伴う。
この死亡者へのCTスキャンとPCR検査の話は、本来であればもっと追求されるべき問題だ。だだ、僕自身はまた7年くらい当たらない可能性があるので、内閣記者会の皆さん、もしくは野党議員の皆さん、もしこのコラムを読んでいたら、ぜひこの問題を追及してみてください。
最後に、さっき「まったくでははくほとんど」と書いたところの意味を。上の会見の画をもう一度見て欲しいのだけど、質問をする僕から総理にカメラがパンをする途中で、部屋の壁沿いに座った秘書官席で一人、必死になってスマホにテキストを打つ秘書官の姿が一瞬見えるでしょ。その方が総理のスピーチライターの佐伯耕三秘書官です。佐伯さんは陰の総理の異名を取る今井尚哉補佐官兼秘書官の経産省の後輩で、今井チルドレンの筆頭格にあたる、僕が勝手に官邸官僚5人衆と呼んでるうちの一人ですが(あとの4人は今井補佐官、警察出身の北村滋NSS局長、僕の天敵でこちらも経産出身の長谷川栄一内閣広報官、コネクティングルームが有名な和泉洋人補佐官)、この日は佐伯さんが、江川さんと僕の質問になると、突然ものすごいスピードでスマホでテキストを打ち始めるんです。総理の秘書官、それもスピーチライターという、いわば会見を担当する秘書官が会見の真っ最中に、会見室から一体誰に急いでテキストを打つ必要があると思います?彼女?なわけないでしょ。だから、もしかして総理、僕の質問のCTスキャン云々の部分は、「すべて」と「だいたい」を言い間違いたりするところも含め、目の前のモニター(これはプロンプターとは別物です。プロンプターは質疑の時は下がっていますから)にキーワードが打ち込まれてきて、それを総理自身の理解している範囲でつなげたのがあの回答だったのかもなあ、なんて思ったりしていますが、それを確認するためには、会見中に総理の後ろに立ってモニター画面の中を覗き込む必要があるので、これは永久に証明されないでしょう。もっと自分の言葉で本音を話せばいいのにとも思ったりしますが、逆にそれを前提に普段から鍛えていないので、秘書官や官邸官僚たちにしてみれば、そんな安倍さんにアドリブで勝手に話させるのは危なくてしょうがないし、そんなことをしていたら、いつ政権がひっくり返ってもおかしくない(=自分たちが失業する。少なくとも権力者の座からは滑り落ちる)ので、それだけは避けなければならないということなのかもしれません。
あの会見の後の秘書官や補佐官たちの反省会で、「だから神保なんかに質問させるべきじゃなかったんだ」なんて揉めてないといいのですが。
次の総理会見はどうなるかな。(^^)
(2020年5月6日に誤字脱字を修正)
Comments List
安倍首相は皆さんが思われている程馬鹿ではない
第一次安倍内閣、渡辺よしみと組んで行政改革を前面に、ところがと国家国民の為と張りって進めようと(若かった)、ところが対象である既得権益集団公務員から情報サボタージュで反撃をくらい助け船を期待したマスメデイアからも一層の攻撃を浴びあえなく撃沈、後からマスメデイアが公務員の番犬だったことが初めて理解した
この基本の権力構造を理解して、2次安倍内閣を運営してきた これがここ迄来られた主な理由
2次安倍内閣、行政改革のギの字もない この変わり身 安倍の真骨頂
小林よしのり氏が『コロナ論』を書き上げたので、是非、マル激に呼んでください!